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骨折が治るまで

こんにちは!サルース矢口でございます。

寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

2019年も1か月が過ぎ春の訪れが待ち遠しい時期ですね。

この時期、病院では積雪や凍結の影響で転倒し怪我をして来院される方がいらしゃいます。

その中で骨折していた方も少なくありません。

今回は骨折が治るまで簡単ですがご説明していきたいと思います。

まず骨折に限らず組織が損傷を受けると炎症がおこります。これが炎症期という第1段階の反応です。

2、3日から2、3週間くらい続くと言われています。簡単に言うと出血をとめて壊れた細胞を除去し、毛細血管を新しくする時期です。体が動かしてほしくないため痛みや腫れが出るんです。そのため痛みの出ない範囲の生活と安静が大切です。ここの生活の制限は難しいです…

次に修復期に入ります。炎症期で血流が再開すると酸素と栄養素が運び込まれ治癒過程が促進します。骨折した部分に軟骨ができ仮骨ができます。仮骨といっても脆弱で強度は低い状態です。

5日から数週間くらい続くと言われています。

最後に再形成期(リモデリング期)です。人の骨はその力がかかる場所に応じて変化する(ウォルフの法則)組織なので数か月から数年を経て徐々に元の状態へ変化していきます。レントゲンで太くなったように見えていたところが徐々に元通りになっていきます。

かなりかなり簡単に書きましたがこのような過程。

骨折部位や個人差、環境、栄養状態などにより変わってきますので担当医の指示に従って治療してください。

あくまで自然治癒の過程なので手術による内固定や創外固定とはまた少し異なりますので、担当医と相談して骨折のライフパターンを安定させていってくださいね。

サルースでは骨折や人工関節手術などのリハビリが終わってしまった方も運動されています。なにかご相談がありましたらいつでもお待ちしていおります。直接でも電話でも大丈夫です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

矢口

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