朝の症例検討会
こんには。理学療法士の三浦です。。
内容は「内部疾患を伴う患者のリスク管理」でした。
当院でも、心疾患等の循環器障害を抱えた方もいらっしゃっています。
運動するにあたって、みなさんは何が必要と考えますか?
それには、筋骨格筋系・細胞・心肺機能・血液が必要となってきます。
運動は筋骨格筋系で行われ、それらが働くためにはエネルギーが必要になってきます。
それらのエネルギーを生産するものが細胞内に存在し、そのためには酸素が必要となり、呼吸から各細胞に運搬しなければなりません。
私たちは安静時でも酸素を必要としています。
よって運動負荷が高まったときには、筋骨格筋系はより酸素を必要し、心臓・肺にも負荷がかかるというわけです。筋骨格筋系で酸素は消費され、増加した二酸化炭素を排出する。
このように「呼吸→循環→運動」が関係しているということです。
それらの一連の流れを「ワッサーマンの歯車」と称しています。
なので、患者様の「バイタルがおかしいな」と思ったらすぐに運動中止にするわけではなくその方の既往歴・現病歴・投薬情報などしっかりと把握し予後・予測をするのも必要ですね。